2026.10.16 (Fri)
cinéma bird in 石川県奥能登 開催レポート
15回⽬の開催となる今回のcinéma birdは、2024年1⽉1⽇に発⽣した能登半島地震の被災地である⽯川県珠洲市にて開催いたしました。
能登半島最北部に位置する珠洲市は、道路などライフラインの⼨断により、多くの地域が孤⽴集落となるなど甚⼤な被害を受けた地域です。本イベントを通じて市⺠のみなさまに夢や希望を届けるとともに、⽯川県の⾃然や伝統⽂化を⽣かした復興の⼀助となることを願い、開催に⾄りました。
恒例のウェルカムソングはcinéma birds(⿑藤⼯・豪起)が担当し来場者をお迎えしました。

イベント冒頭には、珠洲市の泉⾕満寿裕市⻑が登壇し「会場が熱気に満ちている。本当に⼤きな⼒。これを⼒に、より魅⼒ある最先端の復興を⽬指したい。」と開催の喜びを述べました。
また、特別協⼒の富国⽣命保険相互会社 ⾦沢⽀社⻑廣⽥武徳⽒が登壇。「THE MUTUAL Art for children(ザ ミューチュアル アート フォー チルドレン)」という社会貢献プロジェクトの⼀環で、収穫する際に捨てられてしまう野菜を原材料として製作した「おやさいクレヨン」を珠洲市へ贈呈いただきました。

MCはフリーアナウンサーの⾕尻萌さんがつとめ、穏やかなトークで会場を温かく包み込みながらイベントを進⾏しま
した。
そして今回は、テレビ朝⽇系で放送され、9⽉2⽇に最終回を迎えた斎藤⼯さん主演ドラマ『誘拐の⽇』で天才少⼥役を好演し話題を集めた永尾柚乃さんがスペシャルゲストとして登場。

「今回、珠洲市に来ることができて本当に嬉しいです。珠洲市といえば珪藻⼟が有名ですよね。本当に⼟が素晴らしいと思いました。お餅が⼤好きで、焼いて⾷べるのが夢なんです。今⽇は珪藻⼟の七輪を買って帰りたいと思っています!」と笑顔でコメントすると、観客からは歓喜の拍⼿が沸き起こりました。
お笑いライブには、岩⼿県出⾝で⾃⾝らも東⽇本⼤震災の被災者である忠⽝⽴ハチ⾼(王坂さん・ノムラフッソさん)がcinéma bird初登場。
リズムに合わせて体の部位を英語で紹介するコミカルなネタを披露。巧みなボケを織り交ぜた、でもなぜかテンポが悪いリズム芸で、⼦どもから⼤⼈まで会場全体を笑いの渦へと巻き込みました。
「⾼校の時に復興お笑いライブをみて、コンビを組んでお笑いを⽬指した。今⽇もみなさんの何かきっかけになれば嬉しいです。」と⾃らの原点を重ねながら、観客に勇気を届けました。

続いて登場したcinéma bird常連メンバーの永野さんが登場。
⾃⾝の代表ネタ「ラッセン」では永尾柚乃さんと忠⽝⽴ハチ⾼のお二人が緊急参戦!この⽇限りのコラボレーションに、会場は爆笑と歓声に包まれました。

スペシャルライブには、バークリー⾳楽⼤学を主席卒業、第45回グラミー賞ノミネートなど、⽇本が誇る世界的ジャズピアニスト⼩曽根真さんが登場。 「この会場のピアノ、素晴らしいピアノですね。くるなり興奮しています。」
と話すと、「JAZZという⾔語があるだけで、世界中どこにいってもひとつになれるんです。⾳楽という⾔語は⾔葉に
しなくても、⽣きている限り共有できる“ミラクルな時間”が作れます。今⽇なそんなミラクルな時間を作れれば。」
と想いを伝え、『Gotta Be Happy』、希望を捨てたくないという思いを乗せた『Where do we go from here?』の2曲を披露。
「⾳楽という⾔語」を全⾝で体現するかのような世界レベルの演奏に、観客の⼼を揺さぶる特別な時間が広がりました。

今回の開催にあたり発起⼈である⿑藤⼯さんは「昨年3⽉、志賀町で開催した際に『未来で待ち合わせしよう』と約束をしていたので、今回こうして奥能登で実現できたことが本当に嬉しいです。実際に歩いて回ってみると、復興への道のりはまだ続いていると感じました。にもかかわらず、⽯川県の⽅々はご⾃⾝が⼤変な状況でも、周囲の⼈を気づかい、励まし合っている姿が印象的でした。ただ、その優しさの奥にもしSOSがあるなら、⾒逃さずに寄り添いたいと思いました。」とイベントへの想いを語りました。
珠洲市にある仮設住宅を訪問。スペシャルなゲストの訪問に地元住⺠に笑顔があふれていました。


